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良い借金と悪い借金のキャッシュフロー判断基準

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資産購入ローンを検討し、「資産に使うなら良い借金」と判断しかけていませんか。結論は、費用控除後の純キャッシュフローで元金と利息を賄え、担保下落や個人保証のリスクにも耐えられるかで決まります。給与や追加借入で返済を補う構造なら、収益資産を買う借金でも家計を圧迫する可能性があります。 利回りが融資金利を上回っていても、税金、取引費用、空室、売上減少、変動金利を含めると結果は変わります。返済日の現金と緊急資金を別に考えなければならない点が、この判断を難しくしています。   使途より返済原資を先に見る 中心となる基準は、借金の名称や規模ではなく 返済を生む現金の出どころ です。消費後に給与から返す負債は、将来の勤労所得を先に使うため、通常はキャッシュフローを悪化させます。一方、賃料や事業利益を生む資産でも、運営費などを差し引いた収入が元利金を下回れば、個人資金による補填が必要です。 資産収益率と融資金利の単純比較も十分ではありません。収益は変動しても、利息は契約に従って発生します。金利上昇、収入減少、資産をすぐ売れない期間を想定し、それでも生活費に使う現金が残るかを見ることで、日々の支払いを守れる借入規模か判断しやすくなります。   良い借金をケース別に見直す 株式担保融資 は、株式を売らずに流動性を得られる反面、担保価値が下がると追加担保や返済を求められる場合があります。対応できなければ、不利な時期に証券が強制売却される可能性もあります。融資は税金を永久になくす方法ではなく、譲渡所得課税や利息控除は国と用途によって異なります。 事業買収融資 では売上ではなく、費用と税金を差し引いた純キャッシュフローが返済基準です。米国のSBA 7(a)融資は一定の事業体の所有権変更に使える場合がありますが、すべての買収者が承認される制度ではありません。資格、保証、契約条件の確認が必要です。 住宅ローンと家賃 も、持分形成だけでは比較できません。住宅には利息、税金、保険、修繕費、流動性の制約があり、賃貸には居住空間と移動の柔軟性という対価があります。繰上返済は利息削減が確実ですが、投資収益には税金、手数料、損失の可能性が伴います。 カード債務では、少額残高から返すスノーボール法と、高金利残高から返すアバランチ法があります。前者は完済経験を得やすく、...